2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧
Dec.29.2017 偉人の名言を色々と見ておりますと, 似たような, あるいは, ほぼそっくりな発言を 別々の方がしている場合が多々あります 「今・ここに生きる」という趣旨のメッセージは, その中でも最も小生の印象に残る共通項です 過去に対する後悔, 未来に対…
Dec.28.2017 岡本太郎氏は, 小生が3歳児のころより少なからず 奇縁を感じ続けているお方です そして, その心の中での付き合いが長すぎまして, もはや自分では 不可分一体な何かを感じているほどです 彼ほど激しい人生を歩んでるつもりはありませんが, 少なく…
Dec.27.2017 チャールズ・チャップリンは1889年, 英国ロンドンに生まれました 1歳のときに歌手だった両親が離婚 5歳のときに声の出なくなった母親の代わりに初舞台 その後, 父が亡くなり母は精神異常で施設に収容されて, チャップリンは4歳違いの異父兄と…
Dec.26.2017 ウッディ・アレンは,1935年,ニューヨーク生まれの 映画監督です 高校生時代にギャグライターを始め, 放送作家を経て映画界に入りました アカデミー賞に史上最多・24回ノミネートされ, 監督賞を1度,脚本賞を3度受賞しています ですが, ハリ…
RAFFAELLO: Sanzio Madonna della Seggiola Dec.25.2017 マザー・テレサは1910年にマケドニアに生まれました 18歳の時アイルランドで修道女となり, 21歳からインドに渡り修道院生活を続けました 36歳のある時,汽車に乗車中, 「全てを捨て,最も貧しい人の…
De.24.2017 アーネスト・ヘミングウェイは1899年, アメリカイリノイ州のシカゴ西部生まれの作家です 『誰がために鐘は鳴る』,『武器よさらば』などの 長編小説で頭角を現し, 1952年に『老人と海』を発表, 1954年にノーベル文学賞を受賞しました ヘミング…
Dec.23.2017 パール・バックはアメリカの女性小説家で, 生後間もなく宣教師の両親と中国に渡り, そこで育ちました 代表作『大地』でピュリッツァー賞を受賞し, 1938年にその小説が 「中国の農夫の生活を豊かに, 真に叙事詩的に描いたものとして, 大変す…
Dec.22.2017 ある人が闇夜に一人歩いていますと, 蛇に出くわし,慌てて家に帰りました 夜中,家に入ってきたらと考えると, 怖くて眠れません 朝になって恐る恐る確かめに行くと, それはなんと,縄でした! さらにもっと近づいてよくよく見れば, 単に麻を…
Dec.21.2017 正直者が損をする, ということはよく言われますが, ソクラテスは, 思ってることを言えないくらいなら 死んだほうがマシだ, とまで言い放ちました 世の中全員がホントの正直者になってしまったら, 現在の社会構造は一気に崩壊するかと思いますが…
Dec.20.2017 この間の日曜日の午後, 十数年来の友人であるフランス人ミッシェルくんと 会食しました フランス家庭料理のお店で,サラダをシェアしたあと, 小生はヒラメのムニエル, ミッシェルはジビエのイノシシ, を堪能しました ガトーはサンプルを見せ…
Dec.19.2017 マーク・トウェインは,『トム・ソーヤーの冒険』, 『ハックルベリー・フィンの冒険』 などの作品で 知られている米国の小説家です 彼はその抜群なユーモアセンスでも有名です アメリカの小説家の父と呼ばれていまして, すべての現代アメリカの…
Dec.18.2017 バールーフ・デ・スピノザは, オランダのレンズ磨き職人兼哲学者でした デカルト・ライプニッツと並ぶ 17世紀近世合理主義哲学者として知られ, 汎神論を貫いてユダヤ教やキリスト教とは 対立関係にありました 汎神論とは, 神=自然(人も含め…
Dec.17.2017 アリストテレスは, 西洋の学問体系を基礎づけたとされる 古代ギリシャの哲学者です 「分類・整理する」という,今でも私たちの生活で ごくごく当然の情報整理術の必要性を初めて はっきりと宣言したと言われる方です ソクラテスの弟子プラトン…
Paul Klee: Movement of Vaulted Chambers Dec.16.2017 昨日夕方, 東京渋谷の東急文化村ミュージアムで行われています, オットー・ネーベル展に行ってきました ネーベルはカンディンスキーとパウル・クレーに 強く影響されたバウハウス出身の芸術家ですが, …
Dec.15.2017 トルストイはロシアを代表する作家です 『アンナ・カレーニナ』の作者として有名ですが, その執筆が完了して以降は, 作家という立場を捨てて,思想家として 原始キリスト教的立場から農本主義を取りました 政府や国家による民衆に対する圧政には…
Piet Mondrian: Composition II en rouge, bleu et jaune Dec.14.2017 オスカー・ワイルドは アイルランド出身の詩人・小説家でした 彼の作品は森鴎外や夏目漱石,芥川龍之介にも 影響を与えたと言われています 医師の家庭に生まれ,オックスフォード大学を…
Dec.13.2017 スティーブン・スピルバーグは幼少期から 自分の「内なる声」との対話を 普通にしていたそうです そして人と比べることよりも, 過去の自分と今の自分を比べ続けたのだ,と そういう意味で, ご自身はいまだ子どもの意識のままのようです とりわ…
Paul Klee: Angel Applicant Dec.12.2017 ソクラテスは自分自身では文字を書きませんでした 代わりに彼の発言を文字化したのは 一番弟子のプラトンでした ソクラテス自身は 「書き言葉は話し言葉に劣る」としました 書き言葉によって話し言葉の魂が奪われ 文…
Dec.11.2017 比較は悲惨を生む という考え方は, 原始仏教を始め古今東西, いろいろな哲学者や思想家に言われてきたことです 自分を人と比較する, そうすることによってそもそも 自分の果たすべき役割やこれからの目的が, 他者との相対的な比べ合いとなり…
Dec.10.2017 岡本太郎氏は小生にとって 3歳の頃から不可分一体の存在です 御本人は迷惑かも知れませんが 少なくとも自分の中では確実にそうです 大阪市内で,生まれてから小学校卒業まで 住んでおりましたマンションが 五階の一室だったのですが, 南のバル…
Joan Miró: Dutch Interior (III) Dec.9.2017 スティーブ・ジョブズの名言を見ていますと, 一貫して内面を見続けていた人なんだなぁと, 改めて感じさせられます 例えば, 個人的に至言だと思っております 次のフレーズからも, ジョブズの強烈に内省的な性格が…
Dec.8.2017 大きな地震のあるたびに思うことがあります 縄文時代に同じ場所で同じレベルの地震があった時, 果たして被害はどのくらいだったんだろうか,と 建物の倒壊があっても竪穴式住居ですから, 建材自体重くないものが多かったでしょうし, 津波被害…
Salvador Dalí: The Elephants Dec.7.2017 人間の先天的な恐怖は, 落下する恐怖と大音声に対する恐怖, この2つだけだそうです そうだとしますと,それら以外の恐怖は全て後天的に, 教育や環境,経験,人間関係などによって,いわば 「創造された恐怖」だ…
Dec.6.2017 とかく毎日, デジタルデバイスのお世話になり続けていますと ほぼ全ての論理が足し算と掛け算です たまに割り算もありますが,引き算は滅多にありません いえ,基本的にありません 私たちは資本主義国家の中で 民主主義的生活を行っており そこ…
Dec.5.2017 小生の座右の書のひとつに 河合隼雄先生の『心の処方箋』(新潮文庫) があります なぜ座右の書と言い切れるかと言いますと, ご本人とは10回ほどしかお会いしていないのですが, この本は数え切れないほど 小生の精神的窮地を救ってくれたからで…
Dec.4.2017 天才と凡人の違いについては 古くから様々な考察がなされていますが, こと芸術的なことに関しては あたかも凡人とは無縁であるかのような扱いを受けがちです ところが,数々の芸術家たちが口を揃えていますのは, 凡人であっても, 子どもの頃は…
Dec.3.2017 ラルフ・ワルド・エマーソンは 200年ほど前に生まれた アメリカの哲学者で詩人だった人です ニーチェやソロー,宮沢賢治,福沢諭吉らに 影響を与えたことで知られています とりわけ諭吉には, その後アメリカ主義を唱えるに至る 思想的背景を与え…
Dec.2.2017 インドはゼロの概念の発見を始め, さまざまな意味で数学の源流と言われます 小生の心の友だったインド人パルメッシュは 全く嫌味のない仕方で,ただただ面白いというだけで インド人の知恵の一端を上手く小生に教えてくれました その中の一つが…
Dec.2.2017 ここ数日の雨や曇り模様の天気が続いた後, 今日は東京は朝から久々の快晴です 脳内のセロトニンが必然的に出るからでしょうか, 単純に幸せ感に浸っています 気分概念は大事ですよ, と,小生の恩師である美学教授が 口癖のようにおっしゃってい…
Dec.1.2017 ここ数日自業自得の不摂生が祟り,慢性的に どうも気だるく,さいなまれておりましたところ, 昨夜知人から巨大なりんごが8個送られて来ました! An apple a day keeps the doctor away. 一日一個のりんごは医者いらず 話題の社会問題である再配…