tsuputon's blog

英語の名言をベースに, 哲学から医学・薬学に至る雑学を, ゆるまじめにご紹介していきます

水の独白:自分を笑う哲学=液体への原点回帰

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都内某所にて

 

                                                            Nov.26.2017

 

 

今朝のショット

龍が3匹いるし

気分がいいです

 

今季の冬は全国的に寒いと

先程NHKでダジャレも光る

天気予報士南さんが仰ってました

 

その分

冬の朝空は晴れていると清々しいです

枕草子』で清少納言が言ってました

 

    冬はつとめて

    雪のふりたるはいふべきにもあらず

    霜などのいとしろく

    又さらでもいとさむきに

    火などいそぎおこして

    すみもてわたるも いとつきくし

 

「つとめて」は早朝という意味ですので

清少納言

冬は早朝がいいわねー

と言いたかったのだとされています

 

頭も否が応でもシャキッとしますし

寒さの代償で自然が恵んでくれている美

でしょうか

 

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先月の中秋の名月に絡む雲も乙なものでした

 

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こうした雲を見ていると

自分の体の70%以上が水で

雲もほぼほぼ水な訳ですから, 

同じなんだなあと思い

ゆるゆる自分が溶けだして

水としての一体感をじんわり想います

 

身体が環境と一体化していく快感は

美を愛でるのに欠かせません

 

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今日のように美しい朝には

気づけばかりそめにでも

自分の抱える問題も

蒸発してくれます

 

いろいろ悩ましいことがあるときは

自己を他者と切り離していくベクトルにあり,

せわしなく自分を切り刻み続け

果ては自分で自分を窒息させてしまいます

 

でもシンプルになれればなるほど

たとえば, 自分が水であることを想い出せば

想い出すほど,

実にちっぽけなことにくよくよだったなあと

自分を笑えます

水に流せよ…

 

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なにを好んで凍りついてたんだろ?

もっと「気」楽にゆるゆるしてれば

とりあえず心の氷は解凍され

冷たい水くらいになり

じっとしてれば

へいおんな水になり

熱くなれば温水になり

もっといくと蒸発するだけ

 

じぶんはみず

 

水蒸気がほこりを核にして水滴になり

たくさん集まり雨になり地上に落下し

泉となりせせらいで小川になり

支流の果てに本流の合流し

いつの間にかに大河にもなり

最期は海とひとつになって

太陽に照らされ蒸発し

雲になる

 

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寒くなって肩こりするけど

自分が勝手に凍っていたから凝るだけで

あ…氷やめようと,

深呼吸してゆるゆるジーっと思うと

そこも溶けて柔らかくなりました

 

ことばを忘れて

永遠の今

水だった自分を笑えたら

ことばだけで平和を希求してきた自分も

阿呆らしくなり

いま・ここが

楽しすぎる

小生です

 

 

 

        やっぱり

        万物は水ですね,

        ターレス

 

 

 

       古池や

 

      かはづ飛び込む

 

      水の音

 

 

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