tsuputon's blog

英語の名言をベースに, 哲学から医学・薬学に至る雑学を, ゆるまじめにご紹介していきます

だじゃれ偏差値マックスだった頃 with 英単語だじゃれ集

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 P.KLEE:Comedians' Handbill

 

                                                           Nov.11.2017

 

1 1月1 1日・・・「ポッキーの日」ですね

最初に言い出したのは誰だろう?

と思って検索しましたら,

何とウィキペディアに…

 

『日本では数字の「1」をポッキーとプリッツに見立て、毎年の11月11日を「ポッキー&プリッツの日」としてキャンペーンを展開している。「1」が6つ並んだ1999年(平成11年)11月11日を「第1回」とし、田中麗奈を起用した。』

ポッキー - Wikipedia

 

とありました!

「&プリッツ」も入ってるんですね‥.

ちなみに同記事には「ポッキーの歴史」が,

これでもかといわんばかりに載ってます…

 

「1」をポッキーとプリッツに「見立て」る,

この感性は実に「和」を想わせます

発案者の方には脱帽です

ちなみに, このウィキペディアの記事の冒頭に

 

『ポッキー(和製の欧字綴りおよび英語名:Pocky)は、日本の菓子メーカー・江崎グリコが1966年(昭和41年)から発売しているチョコレート菓子で、同社の登録商標(第3103630号他)である。』 

 

とありました

「和製の欧字綴り」って…

やっぱり,「ポキッ」→「ポッキー」っていうだじゃれか!

流石, 江崎グリコ! 大阪や!

 

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本日の記事は

小生の大変お世話になっております

やんごとなき御方より

「駄洒落について書いてみては?」との御提言を賜り,

ついに…この時が来たかと思い, 意を決して

臨むものであります

 

あれは小生が小学校6年生の修学旅行の時でした

宴会芸での余興=レクリエーションタイムの

司会進行役を任されていました小生は,

各クラス毎の寸劇が一通り終わった後の

特別コーナーとして,

「ダジャレコンテスト」を設定していました

コンテストでは事前に各クラスから2人ずつ

ノミネート作品を募り,

それを習字で大袈裟に半紙に書いたものを

ボードに貼って1つ1つご紹介していき

会場の拍手とリアクションを見た上で

審査員である担任の先生方に評価をいただく

という流れのものでした

 

どのようなノミネートがあったかはもはや

おぼろげになっています

なんとなく覚えておりますのは

「布団が吹っ飛んだ」

「だじゃれ好きは誰じゃ?」

レベルの

どこかで聞き覚えのあるものばかりでした...

しかも当時は空前の MANZAl ブームで,

目の前はことごとく全員大阪人な訳です

小生の期待していたほどのリアクションが

場内の250人ほどの生徒さん

及び先生方の中にほぼ感じられず

・・・で, オチは?・・・

と, 無言の圧力,

いわゆる

どよ~ん

とした空気の中, 司会進行役として,

あかん! あかん! オチ, ないわ!

と思って, 正直冷や汗をかいていました

 

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P.KLEE:Angel Applicant

 

ラスト2人分のダジャレを書いた半紙を貼りつつ

もうこれはやるしかないと決心し

小生オリジナルのものを「ついでに」

という形で発表することにしました

 

それが, こちら↓

 

   いいわけえモンが,言い訳なんかして,いいわけ?

 

一か八か,決死の覚悟で身を切る思いで言いました

スべったら, それまで培ってきた

小生のギャグセンに対する

みんなとの信頼関係が, パーになってしまう…

…と, その瞬間,

 

どっかんどっかん, 受けちゃいました!\(^o^)/

 

今でも鮮明に覚えてますのは

最前列にいました阪本さんという

「引きこもり」型のクラスメートの女の子が

破顔一笑, 手を叩いて叩いて笑ってくれていました

旅館の女将さんまで身をよじって拍手してくれて!

 

・・・すると,

そのレクリエーションの実行委員長兼審査員長であった

学年主任のコワモテの大西先生が,

おもむろに無表情のまま, 小生のところに寄ってきました

…しばかれるのかな? 台本になかったしな…

冗談通じないで有名だった

希有な大阪人の先生だっただけに

場内がまた一転, 静まり返ってしまいました

 

先生がゆっくり近づいてきて, 苦しまぎれに,

「あの…何か…?」

と, 震えるマイク越しに言いましたら,

突然小生をがっと抱きしめ,

 

   おもろいわ,  おめでとう!

   君がグランプリや!

 

と言ってくださいました…

 

感動のあまり涙腺が緩んできたのですが

会場はその先生のギャップ萌えに大受けし

また, 笑いの渦に・・・

 

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P.KLEE:Old Man Counting 

 

でも小生は司会という緊張感がある中の

無謀とも言える暴挙で

神経をマックスに使った後での, へろへろ状態で

 

   ノミネートしていただいた皆さん,ごめんなさい! 

   グランプリもらっちゃいました…

 

と言うのが精一杯でした

 

大阪の一般化形であれば平均的かと思う思いますが,

ご多分にもれず小生の父親もダジャレ好きで,

思えば幼少期からエリート教育を受けてきた気がします

それを学校で復習したり

応用したりの日々でしたので

日常的に自己研鑽はしてきていたのだと思います

 

自分史上, 最高傑作(?)です…

人生のピークだった気がします

 

 井伊直弼さん,日米修好通商条約,いいなおすけ? 

 

にするかどうか迷ったのですが…

 

 

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文化人類学者の中沢新一氏が

ダジャレを好むのは権力欲の強い男性だ

と言う旨のことをおっしゃっていた記憶があるのですが

氏曰く, 会話のコンテクスト(文脈)をダジャレは破壊して

それを言った人に自然と注目が集まるようにさせ,

イニシアティヴ(主導権)を取りやすくさせる, 

一種のテクネー(技術)だ, と

 

たしかに一理あります

一瞬にして注目は集められますから

ただ

小生が思いますには

大阪生まれ大阪育ちであれば,

自然と幼少期に鍛えられてしまうので

大阪ネイティヴエスプリ,

れっきとしたミーム(文化的遺伝子)だと思っています

tsuputon7.hatenablog.com

 

よく「県民ショー」系の番組で

必ず「オチ」で大阪, となって終わりますが

あの内容は大体正しい, いえ, 実態はもっとすごいで!

と, 大阪ネイティヴは言うと思います

 

古来, 和歌の世界等で「掛詞(かけことば)」などで

洒落る(しゃれる)のが駄洒落の源流な訳で

日本が世界に誇るべき文化です

擬声語・擬態語の数が世界的に見て日本語には

圧倒的に多いくらいですから,

ことばによる音あそびは DNA 由来ですね!

ある種の内に秘めたる柔らかい個人主義

産物であるとも思います

 

tsuputon7.hatenablog.com

 

 

最後に,「オチ」代わりに

小生が英単語をだじゃれで覚えてきたものを

いくつか御紹介させて頂きます 

 

英単語だじゃれ集

 

 《初  級》

occur (起こる)→おかあ, 怒る

threaten (脅す)→脅すれとん

obey (従う)→欧米に従う

achieve (達成する)→アチッ!イヴに達成, 熱愛 

sustain (支える)→支えてぃん

worm (芋虫)→わぁ~虫だ!

warm (温かい)→うお~むっちゃ温かい!

distance (距離)→そんな距離でディスったんすか?

ally (同盟)→アライと同盟する

quarrel (口論)→クアレル…コーレル...コーロン

luxury (ぜいたく)→ぜいたくで楽じゃり?

 

《中  級》

psychology (心理学)→人の心理はサイコロじい~

horizon (水平線)→水平線に, ほら, 依存する船長

affection (愛情)→カトちゃんの愛情 : あ, ふぇっくしょん!

 treasure (宝)→宝が取れ取れじゃ

committee (委員会)→議題が混み入ってる委員会

fluent (流暢な)→あの流暢な英語, 震えんと?

immigrant (移民)→移民, ぐらんと, 揺れる船

democracy (民主主義)→ デモクラシー,でも,暮らしは...

 

《上  級》

retrieve (検索する)→レトリーヴぁを検索する

yearn (あこがれる)→いゃ~ん, あこがれる

tremble (ふるえる)→トレンぶるぶるふるえる

hinder (妨げる)→貧打を妨げる

merge (合併する)→マ~ジで合併する

unamious (満場一致の)→言うな, 似ますって, 満場一致だ!

anonymous (匿名の)→あの, 似ます? 匿名って…

tyranny (圧政)→平に圧政される

temperament (気質)→天ぷら, 麺と食べる気質

aristocracy (貴族階級)→アリスと暮らしてる貴族階級

  

 

それでは, このへんで

ごきげんよう!

 

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 P.KLEE: The Man Under the Pear Tree