Nov.20.2017
世の中には昔から数多くの心理ゲームがあります
学生時代,
心理学系の本を読むのにはまった時期があり
その流れで心理ゲーム系のものにも触れ
ちょっと面白いかなと思えたものは, ことあるごとに,
家族・友人・家庭教師先の生徒さんらに
「実験」させて頂いてきました
今回はその中から,
単純に「受け」がよかったものを3つ,
御紹介したいと思います
まず, ひとつ目
① 実際の姿よりも魅力的に
あなたを映し出す鏡があります
その不思議な鏡はどんな形をしていますか?
1.丸い形の鏡
2.四角形の鏡
3.三角形の鏡
4.楕円形の鏡
では, (答)です
これは「外見に対する自信を測る」ものです
1.丸い形の鏡
→おだてられると調子に乗るタイプ
2.四角形の鏡
→外見よりも内面的に自信あり
3.三角形の鏡
→必要以上に外見を気にしない
4.楕円形の鏡
→容姿にかなり自信あり
※自分の最大のアイデンティティである顔を
どういう「形」にはめたいかということですので,
無意識ながらに自意識を表すもの,
ということでしょう
続きまして, これは設定がかなり斬新なゲームです...
②「鶴の恩返し」の場面を思い出して下さい
おじいちゃんが部屋の中を
覗いてしまうところからです
本来の話なら, おじいちゃんは見て驚くのですが
今回は驚いた後に,
おじいちゃんがスマホで写真を撮り始めました
写真を撮られたと分かった時
鶴は何と言ったでしょうか?
次の4つから選んでください
1. 何を撮ってんのっ!
2. やだ, 恥ずかしい...
3. 2人だけの秘密ね
4. 可愛く撮れた?
如何でしょうか?
これは「ナルシスト度」を測るものです
1.「何を撮ってんのっ!」
→ナルシスト度10%
キレるというのは
相手にどう思われても構わないという
対人上の自我が確立していて,不必要に飾らず,
自分を客観視できている方です
2.「やだ, 恥ずかしい」
→ナルシスト度40%
外見にコンプレックスを抱えている
隠れナルシストさんに多い答えです
恥ずかしい=相手からどう見られているか
を気にしているいうことですから,
鏡で自分を見て
「ここがこうだったらいいのに…」
と,「たられば」が多く
ひそかな自己愛を持っています
3.「2人だけの秘密ね」
→ナルシスト度70%
「2人だけの」と言う表現に
相手を落とせるという自信が現れています
自分はモテる方だと思っていて
外見に自信がある人が多いようです
4. 「可愛く取れた?」
→ナルシスト度100%
想定外の状況でも, 自分がどう映っているかが
まず気になるということは,
相当な自意識過剰のナルシストです
美男美女と言われて当然と思っていて,
そう言われないと不機嫌になってしまう…
最後は御存知の方も多いかもしれませんが
小生が学生の頃からテレビ等でもよく触れてきた
有名なものです
③ 朝食に目玉焼きが出てきました
あなたはどんな風に食べるのが好きですか
次の4つのポイントを入れた上で,
できるだけ詳細に答えて下さい
1. かけるもの (塩・醤油・ソース・マヨネーズetc.)
2. ナイフ&フォークの使い方
3. 半熟でしたか, よく焼きでしたか
4. どのように, どのくらいの速さで食べますか
これは「好きな異性ヘの接し方」を表すものです
1.「かけるもの」
→その人との心理的距離感
自分で「手を加える」のですから,
直接ではない訳です
いっぱいかけるとか, 全種類とか…
2.「ナイフ&フォークの使い方」
→その人への接近方法
いきなりフォークで黄味をぐっさり,
という知人がいました…
3.「半熟でしたか, よく焼きでしたか」
→その人に求める性格
ゆるゆる, ふわふわがいいか,
カチカチ, かぴかぴがいいか…
4.「どのように, どのくらいの速さで食べますか」
→その人と期待しているコミュニケーション法
白味から徐々に切っていって,
ラストに黄味をパクッか,
タテ切りにしていくか,
折りたたんで, がぶっ, か,
黄味だけ切りとるか…→これはサイコパスですね
ちなみに, 白味=服, ということですが…
以上,
これまで個人的に「受け」た心理ゲームの3つでした
とりあえず楽しめればいいかと思い,
色々な方に問いかけてみますと
思いの他盛り上がったりします
中には「こんなの, 当たらないよ!」と
拒否反応を示す人もいるのですが,
そう言ってながら無関心ではなく過剰反応するあたりが
興味深いところです
年末に向け,
コミュニケーションツール(?)のひとつとして
使って頂けたら嬉しいです
それでは, このへんで