Oct.l3.2017
こんにちは
東京は昨日が最高気温29°Cの真夏日手前で
今日の予想最高気温が17°Cの雨模様の
お天気ということで
何とも激しい寒暖差です
どうしてもある程度
気分は左右されてしまいますが
「気分」と「気嫌」と「気持ち」
は分けておきたいと, 頭では思います
ですが, 「気」づけば全部「気」つながりなので,
明確な境界線などつけられないのかも, です
そもそも, このお話しも「気」温とお天「気」の
ことから始めていますから,
「気」は生活にどれだけ浸透しているかという
ことを実感します
「元気」「病気」「やる気」「雰囲気」 ...
「気」は日常言語のどこにでも神出鬼没です
こういうことを考えると, いつも
Use Force!
と言ってたシーンが
思い出されます
(これ,「気を使え!」って訳すと語弊ありまくりですね…)
英語の名言にスラッシュ! (8) : トーマス・アルバ・エジソン
さて, 今日御紹介しますのは, あのエジソンの名言です
Edison なので, リアルな発音としては
「エディスン」のようです
彼が小学生の時に算数の授業で,
何で 1 + 1=1 じゃないの?
と言って, 黒板に泥塊をひとつはりつけ,
その上からもうひとつはりつけて,
ほら, 1 + 1 = 1 でしょ?
って言った
というエピソード,
大好きです
一休さんみたいで...
白熱電球をはじめ, 電話, 蓄音器, 電気鉄道等,
1300以上もの発明をした方ですが, 一方で
プロポーズをおちゃめに(?)モールス信号でしたり,
来世を信じていて, オカルトにはまり,
後半生は死者と交信する電信装置 (Spirit Phone)
を研究していたそうです…
では, 本日の名言はこちら↓
If we did all the things we are capable of doing,
we would literally astound ourselves.
これを, スラッシュ!
If we did/ all the things/ we are capable of doing/,
we would literally/ astound ourselves.
タテ書きにすると,
If we did もし私たちがしたら
all the things すべてのものごとを(↑)
we are capable of doing, 私たちがすることのできる(↑)
we would literally 私たちは文字どおり~だろう
astound ourselves. 自分たち自身を仰天させる(↑)
意味をまとめますと,
もし私たちが自分のできることすべてをしたら,
文字どおり自分たち自身を仰天させることになるだろう
1行目の If~(もし~)は, 3行目のコンマまでを
まとめています
ありえないことを言う言い方なので
do でなく did となっています
all the things の後には that が省略されていて,
3行目すべてが2行目を説明する形になっています
4行目の literally は「文字どおり」
この単語は似て非なるものをいくつか持っています
literal meaning「文字どおりの意味」
literary works「文学作品」
literate people「読み書きできる人々」
あと, いわゆる「ネットリテラシー」は,
the Internet literacy で, 訳すと
「インターネット運用能力」
literacy だけだと「識字率」です
最後の行の astound は, 「~を仰天させる」
このような「~させる」という単語は
かなりたくさんあります
その理由は,
英語の源流は聖書ですので,
キリスト教的発想で神様に人間の感情は
すべてコントロールされている
と考えられているため,
と言われます
surprise「~を驚かせる」, excite「~を興奮させる」
please「~を喜ばせる」, disappoint「~を失望させる」
annoy「~を悩ませる」, satisfy「~を満足させる」etc.
仏教的に言うと煩悩ですね…
世界を「1日3食」にさせたエジソン
エジソンは単なる大発明家であっただけでなく,
卓越した経営手腕も持っていたことも知られています
たとえば, トースタ-を発明した当時,
1日2食が普通だったそうですが
みんなが毎朝トースタ-でパンを焼いて食べれば
トースターも電気も使ってくれることになり,
エジソンにとっては一石二鳥になると考え,
「これからは毎朝 3分でトーストを!」
といったキャッチコピーまで考え,
世界の食を「1日3食」に変えたとか
(日本では元禄時代にすでに3食だったと
聞いたことがありますが)
彼は次のようなことも言っています
売れなさそうなものなど, 私は発明したくない
そのものの売れゆきこそ実用性の証しであり,
実用性こそ成功である
Anything that won’t sell, I don’t want to invent.
Its sale is proof of utility, and utility is success.
なるほど…
たくましい…
何故か子どもの時に読んだ伝記には
こうした側面が全く書かれてなかった
「気」がします…
それでは, このへんで