Oct.1.2017
こんにちは
今自転車に10分程乗ってきた所なのですが,
いや~,たまらなく気持ちよい秋晴れでした!
「~の秋」
と, 思わず色々考えたくなりますが,
周りの人たちにひとりずつ聞いてみたら
意外とばらばらな答えだったりします
去年, ちょうど今頃だったと思いますが
何人かに聞いてみたことがあるんです
そうしたら,
食欲, 読書, 恋愛(?)
という, あるあるなお答えが半分くらいあった中,
プラモデル, チャーハン, とび箱
という, 珍回答が!!
とりわけ, ラストが趣味嗜好では説明のつかない
摩訶不思議なものだったので,
反射的に「なんで?」って聞きましたら,
小学校の時秋のとび箱大会で優勝したから
だそうです…
秋なのに屋内の思い出…
でも, 彼のその後の人生にとっては大切な記億
だったのでしょうね
(ちなみに彼は今, 不惑=40歳です)
英語の名言にスラッシュ! (6) : ウィリアム・シェークスピア
さて, 今回は
ウィリアム・シェークスピアの名言を取り上げます
改めて言うまでもないかと思いますが,
現代英語の基礎=お手本となったとされている方で
日本で言うと夏目漱石でしょうか
当時文学といえばお堅く
ガチガチの文語調で書くものとされていたのに,
彼は口語調で, しかも
人間のありとあらゆる喜怒哀楽を描いたとさえ
言われています
あと, 分裂人格というか,
自分の中に30人以上人がいたとか…
僕の中に僕がいて…
レベルでは,もはやありません
芸術は狂気の発動である
という言葉がありますが,
超一流の方は命がけなんですね…
漱石も日本文化と西洋文化のはざまで
胃潰瘍になったと言いますし…
では, 今日の名言はこちら↓
How far that little candle throws his beams! So shines a good deed in a naughty world.
これを, スラッシュ!
How far/ that little candle/ throws his beams!/ So/ shines a good deed/ in a naughty world.
タテ書きにすると,
How far どれほど遠くまで
that little candle あの小さなろうそくが
throws his beams! その光線を投げかけることか!
So 同じように
shines a good deed 善い行いも照らす
in a naughty world. いたずらな世の中を(↑)
deed「行い」は do の派生です
naughty は「いたずらな」「やんちゃな」
まとめますと,
あの小さなろうそくがどれほど遠くまで光を投げかけることか! 同じように,善い行いもいたずらな世の中を照らすのです
How far ~! で,「どれほど遠くまで~なことか!」
2行目の that は, 特定のものを指す that かも知れませんが,
「あのイチローが…」
という時の「あの」のニュアンスとも取られます
3行目でろうそくのことを his「彼の」
と擬人化しているあたり面白いですね
4行目の So は「そのように」「同じように」
たとえば, 会話で
Lisa : “ Ⅰ agree with her idea."
Tom : “So do I."
リサ「私はあの子の考え方に賛成だわ」
トム「僕もそうだよ」
の So の使い方と同じです
数ある英単語の中で,
日本語の単語と音も意味もそっくりに使えるのは
So
くらいでしょうか
そうですね? That's so, isn't it?
そうだよ一 So it is.
そう思うよ… Ⅰ think so.
などなど…
So から後ろは, 本来は
A good deed shines so in a naughty world.
ですが, So を始めに置くことで
言い方をひっくり返して,
インパクトのある表現にしています
小さなろうそくの光を見ながら,
善行のもたらす影響力を表すなんて,
世の中を達観している人にしか
言えないことばですね!
たまに耳にするのですが,
真っ暗な道を走るにしても
サーチライトがちゃんと点っていれば
それで大丈夫だ
というコメントがあります
自分なりの大きさの光でいい
目の前を少しでもいいから
明るい状態にしていかれれば
暗闇の中でもずっとずっと進んでいける
確かに!
かなりキザな感じはしますが,
物理的に, そうですもんね
それでは, このへんで